【レビュー】プラレール S-12 ライト付922形ドクターイエローT3編成

今回は、922形のドクターイエローです。

922形には3種類ありますが、今回は20番台のT3編成で、連結器カバーまで黄色いのが特徴の車両です。

そして、現在は「リニア・鉄道館」に展示されている車両です。

では、この商品の点数は？

「922形ドクターイエローT3編成」の豆知識

922形ドクターイエローは、東海道・山陽新幹線の軌道・電気設備・信号設備を検査することができる事業用車両です。正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」ですが、車体が黄色いことから通称「ドクターイエロー」と呼ばれています。922形は、0系型のドクターイエローで、３編成存在しました。

0番台　1964年に東海道新幹線の試作車両である1000形B編成を改造した車両。4両編成。T1編成と呼ばれています。
10番台　T1編成の老朽化に伴い、1974年に新造した車両。7両編成。T2編成と呼ばれています。
20番台　T2編成の増備車として、1979年に新造した車両。7両編成。T3編成と呼ばれています。T2編成との外見上の大きな違いは、側面の窓が小型化されていることと、連結器カバーがT2編成が白なのに対し、T3編成は黄色くなっていることです。

なお、10番台・20番台には、自動分割併合装置が付いており、この試験結果が、現在の東北・上越新幹線の自動併結運転に活用されています。今回、プラレール化されたのは、922形20番台のT3編成です。

商品名	プラレール S-12 ライト付922形ドクターイエローT3編成 amazon 楽天
販売方法	一般販売（2014年6月〜）
希望小売価格	~~2,420円（税込10％）~~ 2,640円（税込10％）※2022年7月1日価格改定
電池	単３電池１本使用（別売）
笛コン・マスコン対応	◯対応
機能	２スピード仕様ライト機能

S-12ライト付922形ドクターイエローT3編成

「S-12ライト付922形ドクターイエローT3編成」は、３両セットです。

屋上

屋上は、シルバーメッキで塗装されていて、かっこいいです。

パンタグラフは塗り分けされていません。

前面（左：先頭車、右：後尾車）

先頭車は、走行スイッチを入れると、きれいにライトが点灯します。

先頭車の光前頭（先端の円盤）下部には、突起のようなものがついています。

これは、自動連結装置の試験をするためのもので、T2編成の7号車にも同様のものが付いていて、自動連結の試験を行っていました。

その試験結果が、現在東北新幹線で行われている併結運転に応用されていると言われています。

そこまで、再現できていることは嬉しいですね。

先頭車（進行方向←）

先頭車は922-21形で、1号車（博多側）に組成される車両です。

先頭車（進行方向→）

側面には、JRのロゴがプリントされています。

動力部は、「マスコン」「笛コン」対応のシャーシになっています。

電池は単三電池で、交換にはドライバーが必要です。

中間車（進行方向←）

中間車は、パンタグラフ搭載車の922-22形で、実車では2号車に組成されます。

中間車（進行方向→）

側面の窓は、3両とも黒く塗装しています。

埋め込まれたような扉は、検測に使用する機器の搬入口で、プラレールでも再現されています。

後尾車（進行方向→）

後尾車は、922-26形で7号車（東京側）に組成される車両です。

後尾車はライト点灯しませんが、前照灯がプラスチックでできていて、リアルです。

後尾車（進行方向←）

ボディのカラーは、実車にかなり近く、完成度が高いです。

プラレール S-12 ライト付922形ドクターイエローT3編成