【レビュー】プラレール いっぱいつなごう 923形ドクターイエロー

新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」は、新幹線の高速運転を支える様々な設備の状況を走りながら測定する、言わば「新幹線のお医者さん」です。約10日に一度の周期で、電気設備や軌道設備などの状態を計測。ここで得られたデータは、日々実施している各設備のメンテナンスの基礎資料として活用されています。

今回は、「いっぱいつなごうシリーズ」として製品化されました。

 

商品内容

 

商品名	プラレール いっぱいつなごう 923形ドクターイエロー Amazon 　 楽天市場　　タカラトミーモール
発売日	2020年7月16日発売
希望小売価格	5,500円（税込10％） 6,050円（税込10％）※2022年9月1日価格改定
セット内容	1号車（動力車2SP）(1) 2号車（LED搭載車）(1) 3号車(1) 4号車（プラキッズ搭載車）(1) 5号車(1) 7号車（後尾車）(1) プラキッズ(1)
商品詳細	・2号車の赤いLEDライトで架線測定用のレーザーを再現（スイッチの切り替えで赤いLEDライトが点灯・実際に測定はできません）。 ・4号車の軌道検測室にはプラキッズを乗せて遊ぶことができます。プラキッズ1体つき。 ・【電池】単4形アルカリ乾電池×2(別売)単3形アルカリ乾電池×1(別売)

 

 

商品レビュー

パッケージ

開封！

「プラレール いっぱいつなごう 923形ドクターイエロー」は、6両セットです。

今回は、「いっぱいつなごうシリーズ」として製品化されました。2号車には検測用のレーザー点滅機能が搭載され、4号車にはプラキッズを乗せることができるギミックがあります。

実車のドクターイエローは7両編成です。このセットには6号車が抜けています。また、6号車は、「2007年プラレール博入場記念品」として製品化されましたが、現在は入手困難となっています。

検測員のプラキッズが1体付属しています。

屋上

基本は成形色の黄色ままですが、パンタグラフや屋上機器はグレーで塗装されています。

また、4号車の屋上部には遮熱用塗装であるホワイト塗装が塗装で再現されています。

 

フロント（前面）

前面は、特徴的な流線デザインを再現しています。

 

走行シーン

「プラレール いっぱいつなごう 923形ドクターイエロー」の走行シーン。

 

 

先頭車（1号車）のレビュー

ボディ

先頭車が動力車です。

ボディの成型色は黄色です。その上から、帯・床下などが塗装されています。

また、特徴的なボディラインをプラレールで再現されています。「S-07 ライト付923形 ドクターイエローT4編成」と比べて、ノーズがよりシャープになっています。

運転席・客用ドア・客室窓はくりぬき加工です。

 

動力部

動力部は、「のせかえシャーシ」となっていているので、動力車を交換すれば「マスコン」などで遊ぶこともできます。

2スピード機能が搭載されています。単3電池を1本使用します。

 

中間車（2号車）のレビュー

ボディ

2号車は、パンタグラフ搭載車で、測定用のレーザーが点滅します。

車体内部にギミック機構があるため、先頭車と異なり、車輪は小型化され、窓は塗装で再現されています。

 

ギミック

2号車には測定用のレーザーが点滅するギミックが搭載されています。

電池は単4電池を2本使用します。電池のセットと、スイッチは車体の裏側にあります。

かなり明るめに点滅します。

 

 

中間車（3号車）のレビュー

3号車には、ギミックはありません。

3号車は、過去に単品の「KF-07 923形 ドクターイエロー 中間車」として製品化されていました。単品版には屋上部にも号車番号が再現されていましたが、今回は省略されています。

 

中間車（4号車）のレビュー

ボディ

4号車は、今回初めて製品化された車両です。

4号車の屋上部には遮熱用塗装であるホワイト塗装が塗装で再現されています。

 

ギミック

車体側面にある凸部を押しながら、ボディをあげると、ボディを外すことができます。

そして、車内は軌道検測室となっていて、最大2体のプラキッズを乗せることができます。

 

中間車（5号車）のレビュー

5号車は、過去に「2018年プラレール博入場記念品」として製品化されたことがありました。入場記念品には屋上部にも号車番号が再現されていましたが、今回は省略されています。

 

後尾車（7号車）のレビュー

ボティー

後尾車は、7号車です。

先頭車同様によく再現されています。

 

まとめ

▶︎車両ランキング一覧

項目	点数	主な採点理由
ボディのクオリティ	1.8点／2.0点	○ シールを使用していない × 成形色の面積が広い
再現性の高さ	1.8点／2.0点	○ 特徴的なボディラインを再現 ○ 各車両の特徴をよく再現している
ギミックのクオリティ	1.0点／1.0点	○ 安定した走行が可能 ○ 新型シャーシを搭載 ○ プラキッズを乗せることができる ○ 測定用レーザーが点滅する
合計	4.6点／5.0点

ドクターイエローは、各車両ごとに特徴があり、その特徴をよく再現していました。

できれば、7両のフル編成で製品化して欲しかったですね。現在、6号車は入手困難となっているので、単品で製品化して欲しいところです。

 

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