【レビュー】プラレール いっぱいつなごう 新800系新幹線

N700系も走っていますが、九州新幹線と言えば、やっぱり「800系」！水戸岡鋭治氏のデザインで、JR九州らしい車両でかっこいいですね。では、その点数は？

「800系 新幹線」の豆知識

700系のボツデザインをつかったのが、800系新幹線だった！？

2004年に登場した初代九州新幹線で、現在は「つばめ」「さくら」の運行に使用されています。800系は、JR西日本、JR東海の協力のもと、700系をベースに開発されていますが、JR九州側より「700系のようなカモノハシ以外のデザインで！」との要望により、700系のデザインコンペで不採用となったデザインにアレンジを加えてたものが採用されました。

0番代と新800系の違いは？

0番代は新八代～鹿児島中央間開業に合わせて製造されたU001～U005の5編成と、検査予備用として2005年に製造したU006の合計6編成が投入されています。新800系（1000番台、2000番台）は、九州新幹線全線開業に向けて、2009～2010年にデザイン等のマイナーチェンジを行った3編成(U007 - U009)が投入されました。新800系の外観上の大きな違いは、「赤いラインのデザインが直線状ではないこと」と、「ヘッドライトの形状が膨らんだデザインに変更されたこと」です。

なぜ全線開業でデザイン変更したのか？

開業当初は、車体横に「つばめ」と表記してありましたが、全線開業に伴い「さくら」の一部でも使用されることとなり、乗客の混乱を防止するため、列車名をロゴマークに変更するデザイン変更が行われたました。今回プラレールで商品化されたのは、新800系の全線開業後デザインのものです。 ちなみに、以前には、「0番代」「1000番代全線開業前デザイン」も商品化されていました。

商品概要

 

amazonプラレール いっぱいつなごう800系新幹線6両編成セット

商品名	プラレール いっぱいつなごう 新800系新幹線6両編成セット
販売方法	通常販売（2011年9月〜）
希望小売価格	3,000円（税抜）
電池	単３電池 １本使用（別売）
機能	２スピード仕様

1号車

ボディ

新800系なので、ヘッドライトの形状が膨らんだデザインになっています。

車両側面の赤い帯が、実車より明るく、太すぎます。ちょっと安っぽいですね。

全線開業後のデザインなので、「つばめ」の表記からイメージロゴへ変更されています。

動力部

ボディをツメで固定するタイプでなので、電池カバーが付いています。
交換時にドライバーは不要です。

ツメが若干弱いので、２両目と連結させるときに力を入れるとボディが外れやすいです。

２段階の速度変更が可能です。

2号車

各車輌には、号車番号がちゃんと表示されています。

パンタグラフ搭載車も実車と同様に、２号車と５号車に付いています。

2号車は、自由席になっています。

側面の行き先表示がないのが残念です。

3号車

３号車は、自由席ですが、一部指定席で運転することがあります。

３号車には、トイレがあります。（上の写真の車両右側）

4号車

４号車は、指定席ですが、一部自由席で運転することがあります。

車両右側は、乗務員室になっており、再現されています。

5号車

４号車は、指定席ですが、一部自由席で運転することがあります。

パンタグラフ搭載車両です。

５号車には、トイレや多目的室があります。

6号車

４号車は、指定席ですが、一部自由席で運転することがあります。

まとめ

項目	点数	大きな減点理由
ボディのクオリティ	1.8点／2.0点	側面の帯が安っぽい
再現性の高さ	1.9点／2.0点	側面行き先表示なし
ギミックのクオリティ	0.9点／1.0点	ライトなどのギミックなし

「号車の表記」「ロゴ」など細かいデザインまでよく再現されていると思いました。

フル編成でここまで再現できているは、すごい！！

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