【レビュー】プラレール S-49 サウンドE231系総武線

今回の車両は、「E231系0番台 総武線」です。

では、この商品の点数は？

「E231系0番台 総武線」の豆知識

中央・総武緩行線の主力車両

E231系は、2000年より運行を開始したJR東日本の直流一般形電車です。この系統は、老朽化した首都圏の車両（103系、201系、205系、113系、115系）の置き換え用として開発されました。中央・総武緩行線のE231系は0番台で、本系統で初めて製造された車両です。最終的に、10両43編成が投入され、103系、201系が置き換えられました。中央・総武緩行線に投入されたE231系には、5号車に6扉車を連結しています。

商品概要

Amazon プラレール S-49 サウンドE231系総武線

商品名	プラレール S-49 サウンドE231系総武線  amazon      楽天
販売方法	一般販売（2015年2月〜）
希望小売価格	2,600円（税抜）
電池	動力：単３電池 １本使用（別売） サウンド：単４電池 ２本使用（別売）
笛コン・マスコン対応	△マスコンのみ対応
機能	２スピード仕様 サウンド機能

全体

「S-49 サウンドE231系 総武線」は、３両セットです。

屋上の冷房機器・パンタグラフは塗り分けされていません。

また、E231系のパンタグラフは、シングルアーム型ですが、この商品は菱形タイプとなっており、実車とは異なります。

前面には、「中央総武線」という表示がしてあります。

「JR」のロゴは再現されていますが、「6DOORS」のマークは再現されていません。

また、この商品には、シールが一切使用されておらず、すべてプリント加工となっています。

フロントマスクは、E231系の特徴をよく捉えて商品化してあります。

先頭車

ボディ

先頭車は、「クハE231」で、千葉側の先頭車１号車に組成されます。

側面にも「JR」のロゴがあります。

動力部

動力部は、「マスコン」「笛コン」対応のシャーシになっています。

電池は単三電池で、交換にはドライバーが必要です。

中間車

ボディ

中間車は、「モハE231」で３・８号車に組成されます。

E231系の特徴である側面の膨らみは再現されていません。

側面の窓は、３両とも「くり抜き型」の加工をしてあります。

側面の「行先表示器」には、なにも表示されていません。

サウンド機能

中間車にはサウンド機能があります。

車両裏にあるネジを緩めて、単４電池を２個設置します。

スイッチは屋上にあり、音の種類は３種類です。

• 走行時　：　ガタンゴトン（走行音）
• 走行時（ランダム）　：　プワーン（警笛）
• 停車時　：　プシュー（停車音）

発車時用の音はありません。

音の種類がもう少し多いと嬉しかったですね。

音量の調整はできず、大きめの音を発します。

後尾車

後尾車は、「クハE230 」で、三鷹側の先頭車１０号車に組成されます。

ラインカラーのカナリアイエローは、実車にカラーリングに近く、再現性が高いです。

まとめ

項目	点数	主な採点理由
ボディのクオリティ	1.7点／2.0点	特徴であるボディの丸みがない   シールを一切使用していない
再現性の高さ	1.7点／2.0点	ラインカラーの再現性が高い
ギミックのクオリティ	0.9点／1.0点	安定した走行が可能   マスコン対応

フロントマスクは、よくできています。

そして、シールを使用せずに、商品化してあるのは素晴らしいです。

しかし、E231系特徴である丸みのあるボディーが再現できていないのがマイナスですね。

サウンド車も音のバリエーションが少ないのが残念です。

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