【レビュー】プラレール 京王電鉄8000系

今回の商品は、「京王電鉄 8000系」です。

この商品は、2016年7月に再販され、京王れーるランドと京王百貨店のみで販売されている限定プラレールです。

では、この商品の点数は？

「京王電鉄 8000系」の豆知識

分割併合運転を考慮した京王車両 

京王電鉄8000系は、輸送量増強のため、1992年から営業運転を開始した通勤形電車です。1992年から1999年までに、4両14編成、6両14編成、8両13編成の244両が製造されました。4両編成と6両編成は、基本連結して10両編成で運転され、2006年のダイヤ改正までは、分割併合運用も行っていました。京王ブルーと京王レッドの２色帯が採用され、これ以降京王線の全車両が統一されることになりました。また、都営新宿線の乗り入れを考慮した設計になっておらず、京王線専用車両となっています。

商品概要

商品名	プラレール 京王8000系
販売方法	限定販売（再販：2016年7月〜） ①京王れーるランド ②京王百貨店（新宿店、聖蹟桜ヶ丘店）
希望小売価格	2,470円（税込）
電池	単２電池 １本使用（別売）
笛コン・マスコン対応	×未対応
機能	１スピード仕様

全体

「プラレール 京王8000系」は、３両セットです。

屋上の冷房機器・パンタグラフが塗り分けされていて、完成度が高いです。

パンタグラフは、シングルアームで再現されています。

特徴的なフロントマスクのフォルムはよく再現できています。

前面には、「各停｜新宿」という表示がプリントされています。

下部にある前照灯・尾灯はシールによる加工ですが、それ以外はシールを使用しておらず、完成度が高いです。

先頭車

ボディ

先頭車は、新宿側の先頭車です。

側面窓の上下にあるビードは、凹凸加工してあります。

そして、車輪は、黄色です。

昔は車輪の色が、黄色と赤が多かったのですが、今は絶滅寸前です。

ただ、個人的には、グレーの方がリアルなので好きです。

動力部

この商品は、「マスコン」「笛コン」には対応していません。

電池は単２電池で、ボディをツメで固定するタイプなので、ドライバーは不要です。

中間車

中間車は、パンタグラフ搭載車です。

側面とドア部の窓は、くりぬき加工をしてあります。

側面にあるはずの「行き先表示器」が、再現されていません。

後尾車

後尾車は、高尾山口・京王八王子側の先頭車です。

ボディの見える箇所は全て塗装されていて、成形色（プラスチックの色）は使用していません。

実車に近いカラーで再現されていて、完成度は高いです。

まとめ

項目	点数	主な採点理由
ボディのクオリティ	1.9点／2.0点	シールをほぼ使用していない   屋上を塗り分けしている
再現性の高さ	1.8点／2.0点	カラーリングなど実車に近い   車輪が黄色   側面の行き先表示器がない
ギミックのクオリティ	0.9点／1.0点	安定した走行が可能

加工にシールをほとんど使用しておらず、カラーリングも屋根部など細部まで塗装されていて、完成度の高い商品です。

限定品なので、気になる方は、お早めに。

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