今回の商品は、「京王電鉄 9000系」です。
この商品は、2016年8月に再販され、京王れーるランドと京王百貨店のみで販売されている限定プラレールです。
では、この商品の点数は?
「京王電鉄 9000系」の豆知識
8両と10両で前面デザインが違う9000系
京王電鉄9000系は、6000系の老朽化に伴う車両の置き換えのため、2001年から営業運転を開始した通勤形電車です。8両8編成、10両20編成の264両が製造されました。8両編成は、2両編成と連結時の幌使用を考慮したため、幌を取り付ける台座が前面に設置されていますが、10両編成にはこの台座がなく、前面デザインに違いがあります。また、10両編成は、都営新宿線へ乗り入れをするため、新宿線用ATC、列車無線などの装備が追加されています。今回プラレール化されているのは、10両編成の9000系です。
商品概要
商品名 | プラレール 京王9000系 |
販売方法 | 限定販売(再販:2016年8月〜) ①京王れーるランド ②京王百貨店(新宿店、聖蹟桜ヶ丘店) |
希望小売価格 | 2,470円(税込) |
電池 | 単2電池 1本使用(別売) |
笛コン・マスコン対応 | ×未対応 |
機能 | 1スピード仕様 |
全体
「プラレール 京王9000系」は、3両セットです。
屋上の冷房機器・パンタグラフが塗り分けされていません。
パンタグラフは、シングルアームで再現されています。
幌台座のない10両編成の前面デザインです。
特徴的なフロントマスクのフォルムをよく再現しています。
前面の「急行」「新宿」「車体番号」「KEIOロゴ」がシールで加工していますが、それ以外はプリント加工です。
連結器までアイボリーに塗装されているのは、少し残念です。
先頭車
ボディ
先頭車は、「クハ9731形」で、新宿側の先頭車です。
ビードがなく、ドア部に縦線が見える日本車輌製造標準構造が再現されています。
側面の「KEIOロゴ」が再現されていないのが、残念です。
動力部
この商品は、「マスコン」「笛コン」に対応していません。
電池は単2電池です。
ボディの裏から電池を交換するタイプで、ドライバーが必要です。
中間車
中間車は、パンタグラフ搭載車です。
側面とドア部の窓は、黒く塗装してあります。
側面の「行き先表示器」には、なにも表示されていません。
後尾車
後尾車は、「クハ9781形」で、高尾山口・京王八王子側の先頭車です。
ボディの見える箇所は全て塗装されていて、成形色(プラスチックの色)は使用していません。
実車に近いカラーで再現されていて、完成度は高いです。
まとめ
項目 | 点数 | 主な採点理由 |
ボディのクオリティ | 1.9点/2.0点 | 成形色を使用していない(全て塗装してある) 屋根が塗り分けされていない |
再現性の高さ | 1.9点/2.0点 | カラーリングが実車に近い 日車標準構造を再現 |
クのクオリティ | 0.9点/1.0点 | 安定した走行が可能 |
成形色(プラスチックの色)を使用せず、全てを塗装してあり、かつ、実車に近いカラーリングで、完成度の高い商品です。
限定品なので、気になる方は、お早めに。
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