今回の商品は、「C56-160号機 SL北びわこ号」です。
では、この商品の点数は?
「C56-160号機 SL北びわこ号」の豆知識
バック運転を考慮した小型テンダー式蒸気機関車
C56形蒸気機関車は、地方支線用に小型で長距離運転できるように1935年から1939年にかけれ製造された小型テンダー式蒸気機関車です。愛称は「シゴロク」です。地方支線には、転車台が設置してる路線が少なかったため、転車せずにバック運転ができるように、テンダー(炭水車)側面を大きく切り取って後方視界を確保しているのが特長です。しかし、実際には、バック運転では本来の機能を発揮することができず、脱線事故も多発したため、バック運転はあまり活用されませんでした。今回プラレール化されているのは、ラストナンバー機の160号機です。160号機は、JR西日本が所有しており、京都鉄道博物館にて動態保存されていて、北陸本線米原駅 - 木ノ本駅間の「SL北びわこ号」の牽引にも使用されています。
商品概要
Amazon プラレール S-38 C56 160号機SL北びわこ号
商品名 | プラレール S-38 C56 160号機SL北びわこ号 amazon 楽天 |
販売方法 | 一般販売(2008年7月〜2021年11月) |
希望小売価格 | 1,800円(税抜) |
電池 | 単3電池 1本使用(別売) |
笛コン・マスコン対応 | ×未対応 |
機能 | 1スピード仕様 |
全体
「S-38 C56 160号機 SL北びわこ号」は、機関車・炭水車・客車の3両セットです。
この商品の炭水車は、連結を外すことができません。
機関車・客車ともに、フロントマスクはリアルで、良い出来です。
ヘッドマークは、「SL北びわこ号」の夏バージョンが貼ってあります。
ヘッドマークは、付属のシールで変更することができます。
先頭車・中間車
ボディ
先頭車は、C56-160号機です。
走行時には、車輪(動輪)にある主連棒(ロッド)が回転し、かっこいいです!!
機関車の後方には、プラレールのモーターが入っている、謎の黒い空間があります。(実車では運転手が乗車する場所です)
炭水車には、バック運転できるように側面を大きく切り取ってあり、プラレールでも再現されています。
ギミックでバック運転できたら、面白かったですね。
動力部
電池交換は、機関車裏にあるネジ(上の写真のネジ)を緩めて交換します。
この商品は、「マスコン」「笛コン」には対応していません。
電池は単3電池です。
後尾車
後尾車は、12系客車のスハフ12-155です。
12系客車は、ロゴや形式番号などもプリントされていて、塗装もリアルで、完成度が高いです。
このクオリティなら、後尾車だけでなく、中間車や先頭車も欲しくなります。
まとめ
項目 | 点数 | 主な採点理由 |
ボディのクオリティ | 1.7点/2.0点 | 動輪のロッドが回転してリアル |
再現性の高さ | 1.7点/2.0点 | 炭水車側面切り取りが再現されている 12系がよく再現度が高い |
ギミックのクオリティ | 0.9点/1.0点 | 安定した走行が可能 |
炭水車の側面の切り取り部分も再現されていて、全体的によくできている商品です。
特に12系の完成度は高いです。
しかし、ライトなどの追加ギミックがないのが残念です。
バック運転ができたら、面白かったんだけどなぁ。
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