今回は、2度の復活を果たした「8620形蒸気機関車の58654号機」です。
生まれが大正11年ですから、今年で94歳となります。
これからも現役で頑張って欲しいですね。
では、この商品の点数は?
「8620形蒸気機関車SL人吉号」の豆知識
営業運転している日本最古の蒸気機関車
8620形蒸気機関車は、国鉄の前身である鉄道院が製造した、テンダー式蒸気機関車です。「ハチロク」の愛称で、日本全国で活躍しました。今回プラレール化された「8620形蒸気機関車」は、435番目に製造された「58654号機」です。製造から94年経ちますが、2度の復活を経て、現在も熊本駅 - 人吉駅間を「SL人吉」として活躍しています。「58654号機」は、営業運転している機関車としては、日本最古の蒸気機関車となっています。
58654号機の経歴
1922年(大正11年) 日立製作所笠戸工場で製造され、長崎本線で使用開始。
1975年(昭和50年) 53年間活躍し廃車となる。人吉鉄道記念館にて静態保存される。
1987年(昭和62年) SL復活プロジェクト発足。大がかりな修繕作業が開始される。
1988年(昭和63年) 復活。豊肥本線「SLあそBOY」・肥薩線「SL人吉号」として運転開始。
2005年(平成17年) 老朽化により、軸受に異常発熱が生じ故障。単独での牽引運転が困難となり、修復不可能と判断され、運用から離脱。再び静態保存することが検討される。
2007年(平成19年) 奇跡的に日立製作所に製造時の図面があることが判明し、修復のめどが立ち、修復を実施。
2009年(平成21年) 「SL人吉」として、再び復活。
商品概要
Amazon プラレール S-51 8620形蒸気機関車 SL人吉号
商品名 | プラレール S-51 8620形蒸気機関車 SL人吉号 amazon 楽天 |
販売方法 | 一般販売(2009年8月〜2018年8月) |
希望小売価格 | 2,000円(税抜) |
電池 | 単3電池 1本使用(別売) |
笛コン・マスコン対応 | ×未対応 |
機能 | 1スピード仕様 |
先頭車
ボディ
「S-51 8620形蒸気機関車SL人吉号」は、炭水車を含めて3両のセットになっています。
SLには、「58654 の番号」「SL人吉のヘッドマーク」が再現されています。
本来、客車側には屋根のすぐ下に「SL人吉のマーク」があるのですが、残念ながら付いていません。
しかし、SL・客車共によく特徴をとらえて再現されています。
この商品の炭水車は、連結を外すことができません。
8620形蒸気機関車をうまくデフォルメしてあります。
走行時には、車輪(動輪)にある主連棒(ロッド)が回転し、かっこいいです!!
動力部
電池は単三で、車体の裏からドライバーを使って交換します。
笛コン・マスコンは、未対応の動力車です。
SLなので、走行速度は遅めです。
後尾車
後尾車は、50系客車を改造した「展望車」となっています。
側面のデザインは、忠実に再現されています。
この商品には、プラキッズが1体付いています。
後尾車は、ボディを外すことが可能です。
ボディは、爪で固定してあるので、簡単に外すことができます。
プラキッズを3体まで乗車させることができますが、すぐにずれてしまうので、乗せるのは結構大変です。
まとめ
項目 | 点数 | 主な採点理由 |
ボディのクオリティ | 1.8点/2.0点 | 動輪のロッドが回転してリアル |
再現性の高さ | 1.9点/2.0点 | SL・客車ともに忠実に再現 |
ギミックのクオリティ | 0.9点/1.0点 | 安定した走行が可能 |
SL・客車ともに、プラレール仕様にうまくデフォルメしてあり、完成度の高い商品です。
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