【レビュー】プラレール 大井川鉄道 きかんしゃジェームス号

先日（2017年5月27日）に発売された大井川鉄道の「きかんしゃジェームス号」です。

きかんしゃトーマスに登場する「ジェームス」が実車となったもので、子供たちに人気のある機関車です。

プラレールでは、2014年9月に「大井川鉄道 きかんしゃトーマス号」が発売され、この商品が大井川鉄道トーマスシリーズの第２弾となります。

では、この商品の点数は？

「大井川鉄道 きかんしゃジェームス号」とは

きかんしゃトーマスの人気キャラクターが実車で登場

「大井川鉄道 きかんしゃジェームス号」は、2015年夏に「C56蒸気機関車44号機」を改造して、きかんしゃトーマスのキャラクター「ジェームス」の意匠を施して登場したイベント列車です。

ベースとなっている「C56形蒸気機関車」は、地方支線用に小型で長距離運転できるように1935年から1939年にかけれ製造された小型テンダー式蒸気機関車で、愛称は「シゴロク」です。

地方支線には、転車台が設置してる路線が少なかったため、転車せずにバック運転ができるように、テンダー（炭水車）側面を大きく切り取って後方視界を確保しているのが特長となっています。 

商品概要

商品名	プラレール ぼくもだいすき! たのしい列車シリーズ 大井川鉄道 きかんしゃジェームス号
販売方法	一般販売
販売期間	2017年5月〜
希望小売価格	2,200円（税抜）
電池	単３電池 １本使用（別売）
のせかえシャーシ（マスコンなど対応）	×未対応
機能	１スピード仕様

全体

「ぼくもだいすき! たのしい列車シリーズ 大井川鉄道 きかんしゃジェームス号」は、機関車・炭水車・客車の３両セットです。

機関車と炭水車は、固定で連結されているので、外すことはできません。

ジェームスのクリっとした目が再現されています。

イケメンです！

走行シーン

先頭車

ボディ

先頭車は、C56-44号機の「ジェームス号」です。

ボディの成形色（プラスチックの色）は赤で、その上に各部に塗装してあります。

走行時には、車輪（動輪）にある主連棒（ロッド）が回転し、かっこいいです！！

C56蒸気機関車の特徴である、炭水車の側面切り込み（バック運転時の視界確保のため）が再現されています。

動力部

動力部は「マスコン」「笛コン」対応の「のせかえシャーシ」ではありません。

電池は単三電池で、交換にはドライバーが必要です。

後尾車

後尾車は、旧型客車です。

大井川鉄道の客車同様にオレンジ色の成形色で製作されています。

トーマスシリーズの「ジェームス」と比較

「きかんしゃトーマス版 TS-05 ジェームス」と、今回発売された商品を比較してみました。

「きかんしゃトーマス版」のジェームスの方が、機関車・炭水車が大きいです。

また、牽引している車両が、「きかんしゃトーマス版」がブレーキ車、「大井川鉄道版」が旧型客車となっています。

「きかんしゃトーマス版」のジェームスの方が、顔もデカイ！

どちらも、アニメのジェームスによく似ています。

側面からみると、「大井川鉄道版」の機関車が小さいことがよくわかります。

品質的には、両方ともよくできています。

完成度は、ほぼ同じくらいです。

どっちを買うか迷いそうです。

まとめ

項目	点数	主な採点理由
ボディのクオリティ	1.6点／2.0点	動輪のロッドが回転してリアル   シール加工が少ない   成形色の面積が広め
再現性の高さ	1.7点／2.0点	炭水車側面切り取りが再現されている   特徴的なフォルムを再現
ギミックのクオリティ	0.9点／1.0点	安定した走行が可能

炭水車の側面の切り取り部分も再現されていて、全体的によくできている商品です。

ジェームスもイケメンでGOODです！

大井川鉄道のジェームス号に乗ってみたくなりました。

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