【レビュー】プラレール S-28 ライト付D51 200号機蒸気機関車

SLといえば、やっぱり「デゴイチ」！予想外のクオリティにビックリした商品でした。では、その点数は？

「D51 蒸気機関車」と「オハ46」の豆知識

「デゴイチ」はなぜ人気がある？

D51形蒸気機関車は、国鉄の全身である鉄道省が製造したテンダー式蒸気機関車（炭水車がある蒸気機関車）です。主に貨物輸送のために使用され、その数は1,115両にもなりました。この数は、全ての機関車において国内最多であり、その記録は未だ破られていません。その車両数の多さから日本全国で活躍していたため、「デゴイチ」の愛称で親しまれ、今でも根強い人気があります。

現在77歳、現役バリバリの「D51-200」

D51型は、1,115両のうち、178両もの車両が全国各地にて静態保存されています。しかし、動態保存されているのは、JR東日本が保有する498号機とJR西日本が保有する200号機だけです。この200号機は、77歳となりますが、本線復帰に向けて、現在大規模修繕中！まだまだこの機関車の活躍は見れそうですね。

• 1938年（0歳）　9月30日に鉄道省浜松工場にて誕生、稲沢機関区所属
• 1943年（5歳）　米原機関区に転属
• 1945年（7歳）　大垣機関区に転属
• 1950年（12歳）　中津機関区に転属
• 1972年（34歳）　梅小路機関区に転属し、梅小路蒸気機関車館にて動態保存開始
• 1979年（41歳）　車籍を抹消
• 1987年（49歳）　車籍復活！（本線運転を行うための法的整備基準を満たすための全般検査を行わず、機関車館内のみの運転ができる程度の整備しか行わなかった）
• 2006年（68歳）　「梅小路の蒸気機関車群と関連施設」として、準鉄道記念物に指定
• 2014年（76歳）　本線復帰することが決定！復帰に向けた修繕作業が開始
• 2017年（79歳）　「SLやまぐち号」「SL北びわこ号」の牽引機関車として使用予定

「オハ4613」は京都鉄道博物館へ

今回のプラレールについている客車は、「オハ4613」です。オハ4613は、「オ級」の客車です。「オ級」とは、重量クラスの一つです。
客車は機関車に牽引されることから、運用する際には常に重量を配慮する必要があり、そのため形式記号の最初に重量記号が含まれています。
つまり・・・

• オ　…　32.5～37.5tの客車のこと。「大型（オオガタ）」の「オ」が語源。
• ハ　…　普通車（三等）のこと。「イロハ」の「ハ」が語源。
• 46　…　鋼製2軸ボギー車の形式番号。
• 13　…　46形式の13台目ということ。

オハ4613は、D51-200と同様に、梅小路機関区にて保存されており、2016年4月からは京都鉄道博物館にて展示される予定です。

商品概要

amazonプラレール S-28 ライト付D51 200号機蒸気機関車

商品名	プラレール S-28 ライト付D51 200号機蒸気機関車  amazon      楽天
販売方法	通常販売（2012年3月〜）
希望小売価格	2,200円（税込10％） 2,420円（税込10％）※2022年7月1日価格改定
電池	単２電池 １本使用（別売）
機能	１スピード仕様 ライト点灯

 先頭車

ボディ

蒸気機関車は、走行のスイッチを入れるとライトが点灯します。

小さいライトですが、結構リアルに点灯します。これは、かっこいい！

走行時には、車輪（動輪）にある主連棒（ロッド）が回転します。これも、かっこいい！！

動力部

ドライバーを使って、電池交換するタイプです。

電池は、単２電池です。

速度はあまりでませんが、そこがまたリアルで良いです。

中間車

中間車は、炭水車です。

後方には「D51 200」と表示してあります。

200号機の特徴である、ランボードやテンダー上部の白帯が再現されています。

後尾車

後尾車は、客車です。

SLには、旧客車が似合います。

側面には、「オハ4613」と表示してあります。

まとめ

項目	点数	採点理由
ボディのクオリティ	1.8点／2.0点	動輪の完成度が高い
再現性の高さ	1.9点／2.0点	200号機特有のデザインを再現
ギミックのクオリティ	1.0点／1.0点	ライトの完成度が高い

ライト点灯、動輪の動きなど、予想以上のクオリティの高さにビックリ！

他のSLや旧客車が欲しくなる一品でした。

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