今回の商品は、プラレール博などのイベントで限定発売されている「名鉄 1000系 パノラマsuper」です。
約30年前の1989年に単品販売された商品をベースにイベントで限定発売しているものなので、かなりのクラシックモデルとなっています。
「名鉄1000系 パノラマスーパー」について
ハイデッカー仕様の前面展望席がある特急車両
名鉄1000系は、7000系の後継車として、1988年に登場した名古屋鉄道の特急形車両です。愛称は「パノラマsuper」で、ハイデッカー仕様の前面展望席が設置されています。登場時は、4両編成の全車特別車特急として運用していましたが、のちに、1000系2両と一般車の1200系4両で組成した、一部特別車編成となっています。なお、4両編成の1000系は、2008年12月26日をもって定期運行を終えています。
商品概要
商品名 | 名鉄パノラマスーパー |
販売方法 | イベント販売(プラレール博など) |
販売期間 | - |
希望小売価格 | 2,420円(税込)※2022年9月1日価格改定 |
電池 | 単2電池 1本使用(別売) |
のせかえシャーシ(マスコンなど対応) | ×未対応 |
機能 | 1スピード仕様 |
全体
「名鉄パノラマスーパー」は、3両セットです。
今回の車両は、一般車混在編成ではなく、全車特別車で1000系のみの編成を再現しています。
実車の屋上は、グレーですが、この商品は、成形色(プラスチックの色)の白のままです。
また、パンタグラフが再現されていません。(実車では中間車にあります)
前面の大窓をクリアパーツで再現しているのは、プラスなポイントです。
しかし、前照灯と前面ロゴは、安っぽい仕上がりです。
そして、連結器は、再現されていません。
走行イメージ
先頭車
ボディ
先頭車は、「ク1000形」です。
ボディの成形色(プラスチックの色)は、白色です。
古いモデルなので、仕方ないのですが、この白色が、現在のプラレールに使用されている白とは違い、透明感が少しあるような乳白色のような色で、プラスチック感が強いのです。
ハイデッカーの窓以外の、ドアや窓はプリントで再現されています。
ドアのクオリティーが、古さを感じさせます。
動力部
もちろん、動力部は、「マスコン」「笛コン」対応の「のりかえシャーシ」になっていません。
電池は単二電池で、ボディを爪で固定するタイプです。
中間車
中間車は、「モ1150形」です。
本来、搭載しているはずのパンタグラフが再現されていません。
後尾車
後尾車は、「ク1100形」です。
車輪は、当時主流だった黄色となっています。
まとめ
項目 | 点数 | 主な採点理由 |
ボディのクオリティ | 1.0点/2.0点 | 展望席窓にクリアパーツを使用 車輪が黄色 プラスチック感が強い |
再現性の高さ | 1.1点/2.0点 | パンタグラフがない 屋根が無塗装 |
ギミックのクオリティ | 0.9点/1.0点 | 安定した走行が可能 前照灯・光頭灯が点灯する |
展望窓にクリアパーツを使用するなど、発売した当時は、相当品質が高い方だったと思います。
しかし、30年近くが経過し、現在のプラレールの品質は格段に向上していて、その商品と比較すると、大きく見劣りします。
この商品を購入する場合は、「クラシックモデル」だと思って割り切った方が良いですね。
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